当院では未成年や経済的に自立していない学生の保護者同伴は認めていますが、それ以上のご年齢の方のご家族同伴の診察は原則としてお断りしています。
しかし現実的には、手術で失敗され、人によっては更に修正でも失敗され、メンタルが維持できなくなった方で、「次は親族も一緒にどのようなクリニックか確認をしたい」というケースがあります。
その場合は、状況をお伺いした上で年齢に関係なくご同伴を認めていますが、メンタルの問題が手術適応や手術時期の判断に影響を与える可能性があることはお含みおきください。
保護者同伴の診察によくあるのはこのようなケースで、当院では手術適応なし、となります。ご家族を十分に説得してから診察にお越しください。
1、親が全て決める
2、診察中に親子喧嘩
当院医師は長い診療経験があり、美容手術では患者様の主体性を最も重視します。美容手術は誰かの考えで受けるものではありません。患者様が精神的に自立していることを重視します。
銀座すみれの花クリニック





院長コメント
当院には、「全切開二重術を行ったところ、二重ラインより睫毛側の皮膚にたるみができた」と仰る患者様が来院することがあります。その際には二重ラインより下方の皮膚切除を行うことで改善します。
しかし二重ラインのキズに幅があると、この修正によって二重の幅が広くなることがあります。従って、このような場合にはキズとなった二重ラインの形成を行い、再癒着しないようにご希望の二重ライン上に埋没法を行い、その後皮膚の余りを考慮して再度全切開を行います。
こちらの患者様は、二重ラインは瞼縁より10㎜のところにあり、切開部は陥没し、癒着していたため、今回は現在の二重ラインを形成し、埋没法で新たな二重ラインを作りました。結果、二重幅を変化させずにたるみを除去することが出来ました。
手術4ヶ月後、瞼を閉じた時の赤矢印が以前の二重切開線で、青矢印は埋没法の痕になります。この手術の欠点は、以前全切開した傷跡を切除しないため、その瘢痕が残ることです。
一方切除しないことで、二重幅に大きな変化を与えないことが利点です。
この患者様は、今後青矢印の埋没法のラインで再度全切開を行うことになっています。