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”危険な手術”を行う医師がいます。まさか、と思われると思いますが、美容外科の現実です。

驚くような方法で手術をするので、症例がありえない美しさだったりします。美しくなりたい人の心をくすぐり、若くて技術がない先生でも、

と堂々とPRします。そして、大抵、このような言葉がXに踊ります。よく見かけたことがありませんか？”お約束”の投稿です。

美しい症例写真からは、危険な匂いなど微塵もせず、甘美な陶酔をもたらします。危険かどうかを一般の人がネットで見極めるのは、非常に難しいでしょう。

ポイントは

という点しかありません。もしかするとSEO対策を猛烈に行っているので若く実力もないのになぜか検索1ページ目に登場します。実績もないのに実力があると豪語します。そのような症例に憧れて受けた手術の後に、

と修正先に駆け込んで手術を受ける方がいますが、そのような患者様の修正術後には、以下のようなパターンがあります。

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１、「修正手術を受けたけど・・」

これは、修正手術を受けたけれど、一度抱いた幻想が捨てきれず、自分の気持ちの整理が追い付かない方です。修正すれば、当然理想のお鼻ではなくなります。

折角お金をかけたのに低い自分の鼻に戻るのも・・。こういう方は、時間勝負です。時間が経てば幻想も解け、修正後の鼻を受け入れ、心も整理され、落ち着きを取り戻します。１、2年経って、改善したい点があれば、また相談をすれば良いです。

２、「やっぱり美しい鼻に・・」

喉元すぎればなんとやら・・で、危険性を忘れて、また高みを目指す方がいます。　”危険”の意味が、

どんなに説明しても、患者様に伝わらないケースです。まさかと思うかもしれませんが、とびきり美しい危険な症例に飛びつく人には、一定数このような方がいます。

危険な医師がいる一方、身体的なことは二の次で、超ハイリスクでも美しくなりたいという方が実際のところ存在します。

同じ傾向のクリニックで、再度派手な鼻を求めて修正を受け、また失敗したと相談される患者様は、意外といます。

３、「修正して良かった」

とはいえ、最も多いのは修正して安心感を取り戻した方々です。過激な手術ほど代償が大きく自責の念に駆られ、メンタルの維持も相当大変なはずです。

手術で鼻に入れたものを全抜去して、前の手術の形跡を跡形なく消したい、何もかも水に流したい、リセットしたい、と考えがちですが、受けた手術内容によっては、全摘では悪化しますので、美しさをややとどめる手術をご提案することがあります。冷静に考えることも大切です。

過激な手術ほど、抜くだけでは整えられず元のお鼻よりも悪化します。時間をかけて話し合いを行い、修正手術を行います。

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これはよく聞く話ですが・・

と言うクリニックもあります。

良い口コミを発信すれば解放されるので、「とりあえず大満足であることを発信してから修正します」と言う方もいます。

その一方で、一般には過度に見えても、デザインに大満足！という方も当然います。過度だ、過激だと言っても、需要と供給がマッチしている市場なのです。その市場に普通の感覚の方が知らずに巻き込まれると・・

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危険な手術とは、美を巡る熾烈な競争の世界を生きている人か、修正費用に全然困らない人か、遊び心で整形できる人以外は、絶対に踏み込んではいけない世界です。

穏やかな生活をしながら整形を考えている皆様、くれぐれもご注意ください。

＜＜医師監修記事です＞＞

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